はじめに
エアコンを使わない季節、例えば春や秋など、1ヶ月間エアコンを全く使用しない場合でも、待機電力が消費されることをご存じでしょうか?エアコンは、電源を切っていても、リモコンの待機状態などでわずかな電力を使っています。今回は、エアコンのコンセントを抜く場合と抜かない場合で、1ヶ月にどれくらい電気料金が節約できるのかを計算してみます。
待機電力とは?
待機電力とは、家電製品が使用されていない時でも、電源が入っている状態で消費される電力のことです。例えば、エアコンをオフにしているときでも、リモコン操作のために微量の電力を使っていることがあります。この無駄な電力消費を避けるためには、コンセントを抜いておくことが効果的です。
計算に使った値
• エアコンの待機電力: 2.4W(1時間あたり)
• 1日の待機時間: 24時間(エアコンが1ヶ月間ずっと待機状態にあると仮定)
• 東京電力の料金: 36.40円/kWh(従量電灯Bの料金)
• 1ヶ月の時間: 30日
待機電力をそのままにした場合の電気料金
エアコンの待機電力は、1時間あたり2.4Wです。これを基に1ヶ月間の電気料金を計算します。
• 1日の待機電力: 2.4W × 24時間 = 57.6Wh(ワット時)
• 1ヶ月の待機電力: 57.6Wh × 30日 = 1728Wh(1.728kWh)
これをもとに、1ヶ月の電気料金を計算します。
・1.728kWh × 36.40円/kWh = 62.9円
つまり、エアコンのコンセントを抜かずに待機電力を使い続けると、1ヶ月で約62.9円の電気料金がかかります。
待機電力を抜いた場合の電気料金
もしエアコンのコンセントを抜いた場合、待機電力は消費されないため、1ヶ月間の電気料金は0円となります。
結論
エアコンのコンセントを抜かないと、1ヶ月で約62.9円の電気料金がかかります。エアコンの待機電力は小さな消費ですが、月単位で見ると意外と節約できます。もしコンセントを抜くことで、年間で757円の節約が可能となります。
最後に
エアコンを使わない季節でも、無駄な待機電力を削減することができます。コンセントを抜くだけで少しずつ節約できるので、ぜひ試してみてください。少しの意識で、毎月の電気料金を抑えることができますよ!
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