はじめに
テレビを使わないとき、コンセントを抜くかそのままにしておくかで、電気料金がどれくらい変わるか気になったことはありませんか?テレビが待機状態でも電力を消費していることがあるため、コンセントを抜くことで節約できる場合があります。今回は、テレビを使わない時間が1日20時間のシチュエーションを想定して、待機電力を抜いた場合と抜かない場合の1ヶ月の電気料金を計算してみます
待機電力とは?
待機電力とは、家電が使用されていない時でも電源が入っているときに消費される電力のことです。テレビを見ないときでも、リモコンで電源を入れる準備ができている状態のときなど、わずかな電力が消費されます。この待機電力を無駄にしないためには、コンセントを抜いたり、家電の電源を完全に切ることが重要です。
計算に使った値
• テレビの待機電力: 0.3W(一般的な待機電力として想定)
• 1日のテレビの待機時間: 20時間
• 東京電力の料金: 36.40円/kWh(従量電灯Bの料金)
• 1ヶ月の時間: 30日
待機電力をそのままにした場合の電気料金
1ヶ月(30日)間、テレビを使わない20時間の間に消費される待機電力は次のように計算できます。
• 1日の待機電力: 0.3W × 20時間 = 6Wh(ワット時)
• 1ヶ月の待機電力: 6Wh × 30日 = 180Wh(0.18kWh)
これをもとに、1ヶ月の電気料金を計算します。
・0.18kWh × 36.40円/kWh = 6.55円
つまり、テレビのコンセントを抜かずに待機電力を使い続けると、1ヶ月で約6.55円の電気料金がかかります。
待機電力を抜いた場合の電気料金
もしテレビのコンセントを抜いた場合、待機電力は消費されないため、1ヶ月間の電気料金は0円となります。
結論
テレビのコンセントを抜いた場合、1ヶ月で約6.55円の節約ができます。待機電力は小さな電力消費ですが、1ヶ月で見ると意外と差が出ることがわかります。毎月この小さな節約を積み重ねることで、年間で約78.6円の節約になります。
最後に
テレビを使わない時にコンセントを抜くことで、待機電力を無駄にせず、少しでも節約することができます。これを習慣にすることで、長期的にはかなりの節約につながります。今すぐ試してみて、無駄な電力を減らしてみましょう!
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